「■中古モジュールでの修理■」カテゴリーアーカイブ

E46 メーターパネルをALPINA仕様へ変更後のスピード表示調整

こんにちは。
埼玉県三芳町・所沢・ふじみ野・川越のBMWのE系に力を入れているMercuryです。

今回も、ちょっと変わった作業をご紹介。

『メータークラスターの盤(メーターパネル)や指針のみのスワップに留めメモリーなどの電子部品はオリジナル(現車の物)を使用』したALPINA仕様メーターへと変更されたE46 330iです。

メーターの制御系の部分(基盤類)は、元々の330iを使用しています。

NOT ALPINA & Mは、メーターパネルの最高速度が250km/hとなり、速度表記がオリジナルと違う為、GPSで計測した実測値と指針の指す速度とは大きくかけ離れています。

そこで、その誤差をどうにかならないか。。。というご相談です。

表示スケール変更はやったことないので、試してみる分には構わないですよ。という事で作業をさせていただきました。

BMW E46 メーターパネルをALPINA仕様へ変更後のスピード表示調整

作業前は、GPSでの実測値が40km/hでメーターパネルで60km/hくらいを指していたそうです。
これでは昔流行った“ハッピーメーター”ですね(笑)。

一応、比較の為にノーマルのE46のスピードメーターは↓

手持ちの画像だったので、トラコンの警告灯が点灯していますが、その部分は気にせずに…

で、メーターパネルと指針をALPINA仕様へ入れ替えてもらったメーターが↓

渋くてカッコよい♪

それはそうと、よく見ていただくと…
ノーマル:40km/hの所がALPINA:60km/h

となっています。

スピード表示の制御がノーマル仕様なので、ALPINAパネルで60km/hを示すのは当然ですね。

最初はスピードメーターの仕様をALPINAへ替えれば行けるんやない??と思って作業させていただいたのですが、そうは問屋が卸さない(笑)

全くうまくいかず…
オーナー様&当方もしょんぼり…。

と、突然のヒラメキ。
最後の最後で、”あ、そういや○○ってツール持ってたな”と思いだし、そのツールでゴニョゴニョ作業。

車検で必要な40km/hを基準して変更かけて、実走してもらうと…
「GPSの実測値とメーターの表示がさっきまでとは違い変わりました。実測40km/hでメーターパネル上で35km/hくらいを指します」

とご報告があり、そうなれば、実測値に近づくように見つけたパラメーターを調整していけばOK。

という事で、3回くらい再調整後…
「GPSの実測値(実車速)とメーターパネルの数字とがほぼ一致します!違和感ありません」

という事で、設定値はFIX。(市販車は実車速とメーター表示は必ずしも一致しません。大抵、GPS実測値よりざっくり5%くらい多めに表示されています)

ちなみにですが…
40km/hをメーターが指している場合の許容誤差は、実測値30.9km/h~42.55km/hとなります。※車両の製造年により許容誤差の範囲は異なります。

最終仕上げとして、助手席に乗せてもらって、スマホのGPSメーターを起動させて制限速度が高い公道へ。

当方がGPSメーターの車速を読み上げて、運転手のオーナーさんがスピードメーターの表示を確認。

ほぼ誤差がない。という事で、公道テストは終了。
と共に、今回の作業も無事完了です。

オーナーさんご帰宅後…
「帰りの関越道でテストしたところ、100km前後でも速度差が誤差範囲内でした。これで気持ち良く楽しめそうです。ありがとう御座いました。」

とのメールが届きました。

タイヤの摩耗具合でもスピードメーターの表示は変わってきますので、実車速よりちょい多め表示するようにしておくのが良いですね。(市販車もタイヤのサイズが消耗等により変わることを考慮して多めに表示するようになっています。法規でも実測値よりスピードメーターの表示の方が多く表示することを推奨しています)

この作業は、ツールの関係上、E系であれば全て作業可能という事ではありませんので、ご注意ください。E46であれば、作業可能です。

中古のALPINAメーターに載せ換えるより、中古のALPINAメーターからパネルや指針を、今使っているメーターに移植して今回の作業のように設定値を変更する方が確実ですね。

あ、当店にはパネル入れ替え技術はありませんので、メーター屋さんにて作業してもらってください。

この作業メニューの作業コード・注意事項等はこちらをクリック。
(ご依頼時は必ずこちら↑の注意事項等をお読みください。)

なお、こちらの作業は必ず現車が必要となります。ご来店いただけない場合には施工できません。

※ブログと同じ内容の故障事例でも、作業内容や工数・モデル・オーナー様の子育て状況(愛車のメンテ具合)等の違いにより、必ずしも同じ手法・同じ価格での修理とはなりません。なお、当店の修理方法はかなり特殊な方法を取っている作業がちょくちょくありますので、真似する際はご注意ください。さらに泥沼にはまる可能性があります。

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E70 CCC故障→欧州仕様の中古CCCで交換修理

こんにちは。
埼玉県三芳町・所沢・ふじみ野・川越のBMWのE系に力を入れているMercuryです。

今、流行っている?某オクでも、販売されていて中国生産の“アレレアレレ○○”を取り付けたたら…

CCCがまともに起動しなくなり、“アレ”を外して純正状態に戻しても、ブラックアウト状態でi-driveが二度と起動しなくなったE70。

前回はE63だったけど、今回はE70でもCCCをぶっ壊す“ヤツ”。今回の方が壊し方酷いけど…。

E63のはこちら。

という事で、「○○を付けたらCCCが二度と起動しなくなっちゃったんだけど、CCC交換ですよね?載せ換えしてほしい」と、BMW仲間からのご相談です。(ちょっとイレギュラーな直し方で面白いので、ブログにしましたがこの方法はお薦めしません)

BMW E70 CCC故障→欧州仕様の中古CCCで交換修理

今回の作業コード:CCC_REP

ホントはちゃんと日本仕様のCCCが良いのですが、E70用の中古CCC(日本仕様)が全く見つからない。との事で、今回はオーナーさんが個人輸入した欧州仕様の中古CCCです。

日本仕様とNOT日本仕様では当然仕様が全く違うので、人によってはボチボチ不便が生じます。

欧州仕様の中古CCCにすでに交換済みで来てくれたので、早速書き換えしていきます。

載せ換えしたままだと、、、
①音がでない
②周波数が違ってラジオが使えない
③デイライトの設定がオカシイ
④オートライト・オートワイパー機能が使えない
⑤その他いろいろ変

①は定番、②は海外仕様だから当然。

③と④と⑤は、え?そんなところまで??日本仕様以外をポン付けするとこんな摩訶不思議な事になるんや。

って感じで不思議なことが起こっていました。


はい復活。

一番分かりやすい違いだと、ラジオ。
日本と欧州では周波数が違うので、そのままではほぼラジオは受信できません。これは書き換えすればOK。

i-drive無しでは困っちゃう、オイル量チェック画面も問題なく使えます。

あと。。。
欧州仕様のCCCなのでか、日本向けCCCでは見たことないようなこの画面(笑)

さらに…
中古CCCから出てきたナビDVD(ヨーロッパMAP 2009Ver)。

無理矢理欧州仕様のCCCを載せ換えしたことで、一部使えない機能(日本仕様のCCCから使えなくなった機能は今回の車両だと3個)はあるものの…

どれも別になくても良い感じの機能なので、ここまで使えれば、まあええか。という状態までは復活できました。上記に書いた①~⑤の問題は、当然解消済みです。

オーナーさんも「久しぶりにポーーーンっていう音と、音楽やラジオが聴けたわ」と感動されていました(笑)

やっぱ無音は寂しいですよね。

という事で、今回のブログはここまでですが、このE70の作業はまだまだ続く。

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R56 DSC(ABS)ユニット故障→中古DSCユニットにて交換修理後のエラー処理

こんにちは。
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今回もDSCユニットが壊れて、中古DSCユニットにて交換修理されたR56です。

当然ですが、ポン付けでは正常に動作しません。

という事で…

MINI R56 DSC(ABS)ユニット故障→中古DSCユニットにて交換修理後のエラー処理

今回の作業コード:ABS_RECODE_TRW

DSCユニットが壊れている。という事で、中古DSCユニットにて交換。

交換後の入庫いただいた車両です。
(当店ではブレーキラインの脱着が入る作業は作業不可ですので、事前にDSCユニットは交換しておいてください)


ご来店時は、ご覧のように定番の警告灯が大量点灯中~。

では早速作業開始です!!

R55~60系のTRW製ABSユニット(DSCユニット)の移植拒絶反応をなだめるのは、なかなか色々面倒です><

何台もこのR56のDSC載せ換え作業をしていますが、色々調べてみたら、やはりR56系はこの超絶面倒くさい方式でしか無理みたいですね。。。

機嫌を直してもらうには、あめちゃんが大量に必要ですww

大量にあめちゃんをあげても、今回はちっとも機嫌を直してくれません><

ご覧の通り、まだ警告灯が付いています。

実は、すでに機嫌を直していてくれて、DSCユニットは絶賛正常動作で故障検出中でした(笑)

はい、あるモノがホントに壊れていたんです><

このあるモノがこれまた高額で、付いている場所も厄介。

これが壊れていると、載せ換え後の仕上げ作業もできません。

ですので、この日はここまでで作業終了。

新品の部品は10万円近いお値段。

「新品は高いので、中古で探していただいても良いですので、壊れていないのに交換してください。場所はこの辺りに付いています。」とお伝えして・・・

数日経過。

「教えていただいた○○、交換完了しました。○○が△△になってましたぁ~。これでは100%壊れますよね。笑笑」

と、ご連絡をいただき、前回の作業の続き。

前回で、仕上げ作業の一歩手前まで作業完了しているので、あっという間に…
はいバッチリ♪

今回は高額部品のダブル故障でDSC関係がご臨終していました。

ミニも多いんですかね…。
あれが原因のあれが…。
(↑ネット情報を鵜呑みにして、全てを信じてしまう人がいるので、詳しくは書きません。)

ご依頼ありがとうございました。

今回のように、DSCユニットだけが犯人という訳ではなく、共謀者がいる場合があります。またDSCユニットを犯人に見せかけた黒幕がいるかもしれません。共謀者や黒幕がいる場合、今回のように【ABS_RECODE_TRW】だけでは直りませんので、その点ご注意くださいね。

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